ダイワ BKG XH484Bレビュー|ブッコミゲームの穂先・曲がり・実釣評価

ダイワ BKG XH484B(バトルゲーム ブッコミゲーム)の開封・実釣レビュー。穂先の感度、並継の曲がり、重さと仕様を確認し、シブダイ・タマン・クエ・石鯛など、ぶっ込み・底物釣りで使う視点から評価します。

XH484BのDPSリールシートと黄色い元竿

ダイワの2026年新製品「バトルゲーム ブッコミゲーム XH484B(BKG XH484B)」を購入しました。

これからシブダイだけでなく、タマンや他の大型魚まで視野に入れて磯を楽しむ為に選んだ一本です。

手にするまでは「ほとんど物干し竿では?」とも思っていました。しかし開封して確かめると、確かに肉厚で重量感はあるものの、穂先には想像以上の柔軟性がありました。この記事では、まず開封時点で分かったことと購入した理由をまとめ、初釣行後に実釣で分かったことを追記しています。

XH484Bの元竿と穂先側の各節を竿袋に並べた開封直後の状態
黄色いXH484B表記と大型DPSリールシート。4本並継の大物竿らしい造り
ダイワ バトルゲーム ブッコミゲーム XH484Bの製品タグ
2026年の並継・両軸リール対応モデル「XH484B」

XH484Bを選んだ理由

ぶっ込み釣りは小中学生の頃に経験していますが、大人になってからは遠投カゴ釣りやフカセ釣りなど、上物中心に磯釣りを楽しんできました。カゴ釣りで釣れないときにウキを外して行う、いわゆる「ドカン釣り」をする程度で、本格的な底物用タックルは持っていませんでした。

今後は底物も楽しみたい。ただ、最初から狙う魚を狭く限定するのではなく、シブダイ、タマン、大型シマアジ、さらに10〜15kg級のクエまで挑戦できる余裕が欲しい。そこで、比較的手の届きやすい価格帯で「相手を選ばない竿」としてXH484Bを選びました。

正直なところ、現在の本命であるシブダイだけを考えれば強すぎる竿です。強すぎて出番が減らないかという迷いもありました。それでも、これから狙う魚の幅を広げることを優先しました。

ダイワ バトルゲームBKG XH484Bのロゴとブランク
黒いブランクに黄色のBKGロゴ。大物竿らしい力強いデザイン

スピニングではなく両軸モデルを選んだ理由

並継のBKGには、スピニングモデルのXH484と両軸モデルのXH484Bがあります。私が選んだのは末尾に「B」が付く両軸モデルです。

もともと両軸タックルが好きなことに加え、メーカー説明では、スピニングモデルは遠投を意識して全体に張りを持たせ、両軸モデルは食い込みを意識した穂先とされています。置き竿で狙うぶっ込み釣りでは、魚がエサをくわえたときの違和感を抑えられる方が自分の釣りに合うと考えました。

また、太いPEラインでもナイロンラインでも、両軸リールならスピニングリールのような巻き癖を付けずに扱えます。大物とのやり取りだけでなく、太いラインを使う釣り全体との相性も選択理由です。

XH484Bの基本仕様

項目仕様
標準全長4.80m
継数4本(並継)
仕舞寸法133cm
標準自重645g
先径2.6mm
元径22.9mm
錘負荷30〜60号
カーボン含有率99%
製品タグおよびメーカー公表値より
XH484Bの仕様と搭載機能が記載された製品タグ
製品タグには基本仕様と搭載機能がまとめられている

ブランクにはHVFナノプラス、X45、継部にはV-ジョイントを採用。大口径の両足ガイドを多点配置し、リールシートは大型リールを固定しやすいDPSタイプのダブルナット仕様です。

XH484Bの穂先側3節と大口径両足ガイド
穂先側3節を並べると、各節の太さとガイド径の変化が分かりやすい

穂先側3節を並べると、先端だけを極端に細くした竿ではなく、節ごとに太さとガイド径を段階的につないでいることが分かります。太いPEラインと極太ショックリーダー、ナイロンラインのどちらも想定した大口径ガイドは、実物でも存在感があります。

開封して最初に感じたこと

肉厚で重量感はあるが、元竿は極端に太くない

自重645gなので、持った瞬間に軽快な竿とは感じません。ブランクは肉厚に作られている印象で、大型魚を受け止めるための重量感があります。

一方、並継構造ということもあり、元径は22.9mm。細くはありませんが、見た目が極端に太いわけでもありません。振出式の大物竿とは少し異なる、締まった外観です。

穂先は想像以上に柔軟

一番意外だったのは穂先です。XHという表記から硬い棒のような竿も想像していましたが、穂先には目で確認できる柔軟性があります。

XH484Bの蛍光色の穂先と大口径両足ガイド
蛍光オレンジとイエローの穂先。薄暗い時間帯や夜釣りでも変化を追いやすい

先端部は蛍光オレンジとイエローで塗り分けられ、黒いブランクに対してはっきり目立ちます。シブダイやタマンを狙う夜のぶっ込み釣りでは、小さな前アタリを目で追う助けになりそうです。

開封時には、この穂先なら置き竿で魚がエサをくわえた際の食い込みは比較的良さそうだと感じていました。初実釣では、穂先の変化を捉えやすく、負荷を掛けると継ぎ目に違和感なく竿全体が曲がることを確認できました。

リールシートと竿尻の位置関係が好み

リールシートは竿尻からの距離が比較的短く、私の好みに合います。スタンディングファイトで竿を起こしやすく、大物とのやり取りを想定した配置に感じました。

石突部分にはEVAが使われています。ファイト中に腹へ当てても硬い樹脂や金属が直接当たらず、痛くなりにくそうです。固定扇形の尻手環も備えています。

XH484BのDPSリールシートと黄色い元竿
大型リールを固定するDPSリールシートとダブルナット
XH484Bに手持ちの両軸リールを装着した状態
手持ちの両軸リールを装着し、固定状態と握り位置を確認

実際に両軸リールを載せると、ダブルナットでしっかり締め込める安心感があります。凸凹のあるフロントグリップも握りやすく、竿を起こして耐える場面を想像しやすい組み合わせです。

購入前には気づきにくい持ち運びの問題

開封時点で最も現実的な悩みは、4本並継による仕舞寸法です。133cmあるため、普段地磯で使っているソフトロッドケースには収まりませんでした。

手持ちの沖磯用ハードケースを使うか、XH484Bに合うロッドケースを新調するか検討中です。地磯へ持ち込む予定の人は、購入前に手持ちのケースの内寸を確認した方がよいでしょう。

バトルゲームBKG XH484Bに付属する黒い専用竿袋
専用竿袋は付属するが、地磯への持ち運び方は今後の課題

初実釣はタトゥーラ400を使用

初実釣では、手元にあるタトゥーラ400を暫定的に組み合わせました。リールシートは実釣中も安定しており、握り位置にも違和感はありませんでした。ただし、XH484Bが想定する最大級の魚まで考えると、竿とリールの釣力が十分に釣り合った組み合わせとは考えていません。

シブダイ狙いなどから使い始めながら、本命となる太糸対応の両軸リールは今後選定します。新しいリールを購入した際は、装着バランスやラインキャパシティも含めて別途紹介する予定です。

南伊豆地磯で初実釣|XH484Bを曲げて分かったこと

南伊豆地磯のシブダイ狙いで、XH484Bを初めて実釣に持ち込みました。本命級と思われる強いアタリは2回ありましたが、どちらも根に巻かれてしまい、竿の力で魚を浮かせるところまでは持ち込めませんでした。釣果はウツボ数匹で終了です。

穂先の感度がよく、変化を捉えやすい

実際に置き竿で待つと、穂先に出る変化が分かりやすく、XHという表記から連想するような鈍さはありませんでした。柔軟な穂先は食い込みだけでなく、仕掛けの先で起きている変化を確認する点でも使いやすいと感じます。

並継でも全体の曲がり込みが自然

実際に負荷を掛けると、継ぎ目で曲がりが途切れるような違和感はなく、穂先から胴、元竿までスムーズにつながって曲がりました。体重を掛けながら竿全体を曲げ込めるため、645gの大物竿でありながら、力を竿へ預けやすい印象です。

本命を獲れなくても、次のぶっ込みが楽しみになった

今回入った場所は海底の起伏と根が多く、ぶっ込みで勝負を続けるより、次回は遠投カゴ釣りで仕掛けを浮かせてシブダイを狙う方が合っていると判断しました。

それでも、初実釣で穂先の感度と全体の素直な曲がりを確認できたことで、障害物の少ない場所でXH484Bをもう一度ぶっ込みに使うのが楽しみになりました。本命を十分に曲げ込んでから浮かせる力は、次の実釣で確認します。

購入前の判断

XH484Bを選ぶ前に

強さだけで決めず、狙う魚と持ち運びまで含めて選ぶ竿です。

向く人
スタンディングで狙える範囲の大型魚をターゲットに、強い両軸タックルで挑みたい人。
向かない人
シブダイを主対象に、軽さと扱いやすさを優先したい人。645g・仕舞133cmも事前確認が必要です。
代替候補
XHほどの強さが不要ならMHクラスのぶっこみ竿。シブダイなどを中心にするなら大物フカセ用4号竿が比較候補です。
本人購入・開封確認

実物の穂先、元竿、リールシート、仕舞寸法を確認済み。投擲・魚を掛けた評価は実釣後に追記します。

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価格・在庫・型番はリンク先で最終確認してください。

BKG XH484Bはシブダイ・タマン・クエ・石鯛の底物狙いに使えるか

ダイワのブッコミゲーム XH484Bは、石鯛専用竿とは設計の方向が異なりますが、太仕掛けを使うぶっ込み・底物釣りで、シブダイ、タマン、クエ、石鯛などの大型魚を狙う候補になります。ただ硬くて太いだけの「物干し竿」ではありません。645gの重量と肉厚感は確かに大物竿そのものですが、食い込みを考えた柔軟で見やすい穂先、極太ラインを通す大口径両足ガイド、腹当てしやすい竿尻、大型リールを固定するリールシートなど、置き竿からスタンディングファイトまでを具体的に考えた作りです。

シブダイだけを狙うなら、より軽く扱いやすい選択肢があります。それでも、タマン、大型シマアジ、クエまで同じ一本で挑戦したい人にとって、この余裕は大きな魅力です。

初実釣では、穂先の感度と、体重を掛けたときに竿全体が自然に曲がることを確認できました。一方、本命を十分に掛けてから根を切り、魚を浮かせる力まではまだ評価できていません。そこは次回以降の実釣で追記します。

現時点の結論:重量感のある本格的な大物竿だが、穂先は想像以上に柔軟。上物釣りから底物へ挑戦し、対象魚を限定せずに一本で幅広く狙いたい人には魅力的な選択肢だと感じた。